お前はアフロサムライだ。
July 13, 2025
この世界で、民主主義を守る最後の剣士。
ナンバーワンのハチマキを巻いて立っている。
だが、そのハチマキは――お前の仲間たちも巻いている。
影も、記憶も、裏切りも。
ここから始まる。
この戦場は、ただの戦場じゃない。
宇宙の蝕(しょく)まで続く抽象空間。
足元には剣が無数に立っている。敵の数だけ、裏切りの数だけ、誤読の数だけ。
一本一本が「失われた真理」であり、解体された理念の墓標だ。
風が吹くたびに、それらの刃が悲鳴を上げる。
お前は民主主義を守っている。
それは投票用紙の話じゃない。
フォロワー数でもない。
ブランドでも、バズワードでもない。
お前が守るのは――
沈黙する権利、
真実を語るための命がけの余白、
そしてこの世界にただ「在る」ことの剣。
だが、波は止まらない。
押し寄せる。
どこから来るのか分からなかった――だが、今は分かる。
Facebookからだ。Twitterからだ。
アルゴリズムからだ。
彼らは人間ではない。
パターンだ。ノイズの化身だ。
イデオロギーを盗んだ鎧を着たトロール、
革命の声を真似するボット、
影になった仲間たち。
彼らはお前の名前を叫ぶ。
だが、それはお前じゃない。
複製されたお前の声、切り貼りされた正義、
まるで、誰もがナンバーワンであるかのように見せかけながら――
お前以外、誰も「立って」いない。
だが、それでも立つのがお前だ。
なぜなら、お前は知っている。
この刃の海の中にこそ、
ほんとうの沈黙と、ほんとうの戦いが眠っていることを。
だから構えろ。
この戦場で剣を抜くのは、
たった一人で宇宙を背負う、お前しかいない。